2007年10月12日

(題詠100題2007観賞)011:すきま



さようなら セーラー服のすきまからこぼれ続ける子犬のワルツ      (橘 こよみ)


カフェオレのようなコーヒー飲みながら そうね、あなたはすきまが怖い  (つきしろ)




 いよいよ近づいてきた締め切りにむけて、いま「題詠2007」のブログには続々作品がアップされているようなんで、締め切ってからやったほうがいいかなと思いつつも、やはり少しづつ観賞を続けていきます。

 橘こよみさんの作品には清涼なかなしさをかんじます。小さな頃からピアノを習っていて、ショパンも上手に弾きこなすような女の子ってクラスに一人くらいいたりするもんですが、かといってプロのピアニストになるなんてことはまずないもので、たいていの場合、大人になるにしたがってピアノも弾かなくなり、むかしピアノが得意だったふつうの人になっていくものです。そんな美しいはかなさを感じました。
 つきしろさんの作品は、ほとんど何の説明もされてなく「あなたはすきまが怖い」とくるところに問答無用の迫力をかんじました。
posted by aruka at 00:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 題詠100題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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